戦中、戦後の様子を…
高岡町の文化ホールで行われている昭和館巡回特別企画展に行ってきました。伝えたい「戦中・戦後」のくらしと称し、むかしの日常生活用品や衣類、防空活動や学童疎開に関係した資料が展示されていました。
皆さん、懐かしい表情でしっかりと目に焼き付けているご様子でした。「思い出したくないわ」と悲しい顔をされる方や、「懐かしいね、若い人はこのアイロンの使い方もわからんのやろうね?」と昔の赤いアイロンの使い方を教えて下さる方もいらっしゃいました。防空頭巾をかぶって昔を思い出している方もいらっしゃいました。
帰りの車中で様々な意見が出ましたが、戦争がどれほど悲惨なものか、悲しさや虚しさしか生まれないということ、二度と戦争を起こしてはいけない!その気持ちだけは皆一緒でした。
施設に帰ってからも、戦争中の話でもちきりでした。
目や耳をふさぎたくなりますが、しっかりと見て、聞いて、受け継いでいくことが大切だと、ご利用者の皆さんに教えていただきましたた。